40代で転職失敗

日東駒専卒で学歴は低い。

就職氷河期に業績が落ちていた大企業にまぐれで入れた。

業績が上向きになり40代まで働いたが、平社員で終わることが確定した。

この会社で出世できなかったのだから、今更他に行っても通用するはずが無い。

勉強が出来なくて学歴がないのだから、今さら英語や何かが出来るようになるはずが無い。

なのに、同じ業界の違うカテゴリの外資系会社に違う職種で転職した。

まぐれで運良く転職先が見つかったように見えたが、入ってからが地獄の始まり。

いくら頑張ってもお金を注ぎこんでも外資系で通用する英語力は身につかない。元々勉強が出来ないのだから当然だ。遅々として英語力は向上しない。元々勉強が出来ないから勉強の仕方が分からないのだ。最速最短で能力をアップさせる方法を指南しても、何だかんだ言い訳し自分が楽な自己流でやろうとする。バカはせめて素直でないと価値がない。

英語に限らず、大企業でぬくぬくのんびり仕事してきたから、今さら何倍もの量と質の仕事をこなせるはずが無い。優秀なら元の大企業でとっくに昇進したはずだ。

働けど働けど仕事は終わらないが、残業代は付けられない。付けたら無能と上司に表明することになるから。

自分の実力を認めて大企業で平社員のまま、定年までしがみついてればこんなことにならなかったのに。

身の程知らずな井の中の蛙だと未だに自覚できてない。自己評価高く勘違いでやって行けるほど、世の中は40代に甘くない。

転職は大失敗だったと言わざるを得ない。

働いていれば給与ほどの実力がないことは、周知の事実になる。遅かれ早かれクビになるだろう。

そんな伴侶を私は支え続けるのか?

 

嘘つき

何度も確認してその都度やってあると返事してたくせに、いざ問題が起きると実はやってませんでしたと。挙句、いつ確認した?と逆ギレ。

あなたのやることなんてやっぱり信じられない。家でヌケサクだから会社でも同様だろう。だから平社員で終わったんだ。

やりたくない事は後回し。本来やらなくてはいけない事は、捻れた自己判断でやらない。最悪なのは、自分の問題を自覚してないから、治る見込みがない。

後悔

自分より頭の悪い人と結婚したことを後悔している。

頭が悪く話が通じないことは、大事な局面で如実に問題となって現れる。普段は問題は起きない。大きな決断をするときや、難しいことを解決しないといけないとき、問題を未然に防ぐために考えを深めなければいけないときなどに問題となる。

プロジェクトのメンバーに出来ない奴がいる感じだ。しかし夫婦というプロジェクトには2人しかメンバーがいない。1人が出来なければもう1人が何とかするか、何とも出来なければ諦めなければならない。

何故過去に付き合った人の中で1番頭の悪い人と結婚してしまったのだろう。顔は1番好みだった。性格もいいと思う。しかし頭が悪い。

話が通じなくて嫌気が差し最終的に「何で分かんないの?」ということになる。性格が悪いと自己嫌悪に陥るが、どう頑張っても話が通じないので匙を投げている。

私の父と母は約15年の別居と約10年の裁判を経て離婚している。父の浮気が発端なのだが、父は母の不出来が悪いと宣った。浮気を正当化することは出来ない論理性ゼロの言い訳なのだが、不出来とはつまり母の頭が悪くて話が通じないことで、それが原因で起こる様々な問題のことなのだ。私は父のことを一生絶対許さないが、母の頭の悪さについては子供の頃からずっと見てきたので、この点については父に同意する。なぜ父は母と結婚したのだ。

父に結婚相手を紹介した際、2人きりになったタイミングで「あいつは出世しないな」と耳打ちされた。そんな事を今わざわざ言うかという気持ちと、確かにそうだろうと思う気持ちの両方があった。

20年後、果たして父は正しかった。出世できず平社員で終わることが確定し、今更この歳で無鉄砲に転職したがうまくいってない。そのうちクビになるかもしれない。

私に出来ることは、淡々と自分を磨き、資産を形成し、経済的に自立し続け、何が起きても困らないようにすることだけだ。